◇ まずは、合格発表!
合格者の受験番号は、多くの大学でキャンパスの掲示版やWebサイトで発表します。
また、自動電話応答システムを導入している大学もあります。
Webで確認する場合、発表時刻に近い時間帯はアクセスが集中して、
ネットにつながりにくいことがあるので、気持ちに余裕を持ってアクセスしてください。
合格者には、大学から正式な合格通知書が送られてきます。
その通知書を必ず確認してください。
合格通知書の中には、入学手続き要項が同封されています。
期限内に手続きしないと合格が取り消しになるので、
通知書の内容をしっかりと確認して準備を進めてください。
残念ながら、不合格だった場合・・・
不合格通知を受験生に送付する大学としない大学あります。
Webサイトや大学の掲示版など、大学指定の合格発表方法でしっかりと確認してください。
日程によっては、まだまだチャレンジできる大学が多くあります。
◇ 続いて、入学手続き!
①必ず全てチェック。【入学手続書類】
合格通知書に同封している入学手続き書類を確認してください。
書類に必要事項を記入し、卒業証明書、住民票など、大学から指定された書類を提出します。
住民票は、役所で発行の手続きをする必要があります。
卒業証明書も発行まで時間がかかる場合があるので、余裕を持ったスケジュールで準備を進めてください。
②期限厳守。【初年度学生納付金の支払い】
大学指定の口座に初年度学生納付金を振り込む必要があります。
初年度学生納付金は、多くの場合「入学金+授業料+施設設備費等」を含みます。
納入方法は、銀行振り込みやクレジットカードなど、大学により異なるので事前に確認してください。
一括と分割を選べる大学が多くあります。
納入期限は、多くの大学で合格発表後1~2週間です。
入学金は返還されないため併願校の納付金と納付期限も必ず確認してください。
第1志望の大学の合格発表日より併願校の納付期限が後であれば、第1志望の合否を待って納入することができるので、無駄な出費を抑えられます!
◇ そして、大学生活の準備!
①大学のスケジュールを確認!
大学から送られてくる資料やWebサイトには、入学式ガイダンスや奨学金など、
重要な情報が多く掲載されているので必ず全てチェックしてください。
入学式の前後にオリエンテーションや説明会を実施する場合もあるので、
スケジュール管理もしっかり行うようにしてください。
②新生活準備
新生活の準備は、「自宅から通う」と「一人暮らし」では大きく異なります。
自宅外通学を始めるための費用は、入学者一人当たり、38.7万円です。
出典:日本政策金融公庫 令和3年度「教育費負担の実態調査結果」
費用負担の割合が大きいのは、アパートの敷金・礼金、家財道具の購入費などです。
お子様が一人暮らしをする地域の相場や環境を事前にチェックしておくことが賢明です。
大学が紹介している不動産会社がある場合は、大学からの情報も上手に活用してください。また、学生寮を持つ大学もあります。
保護者の経済的および精神的な負担が軽減する場合があるので学生寮の利用も一考に値します。
自宅通学でも、入学式に着るスーツ、教材購入費、交通費など、なにかとお金がかかる場面が多いので、お子様と相談しながら大学生活の準備を進めてください。